足の後ろ、いわゆるふくらはぎと言われるところは、下腿三頭筋といいます。これは表層にある腓腹筋と深層にあるヒラメ筋からなっています。下部で2つの筋肉は合わさって踵骨腱(アキレス腱)を造ります。
アキレス腱は、踵(かかと)に付着し、体内で1番強い腱です。
アキレス腱の障害は大きく3つに分けられます。1.アキレス腱そのものに炎症が発生するアキレス腱炎、2.アキレス腱の周りを包む膜(パラテノン)に起こるアキレス腱周囲炎、3.アキレス腱と踵の骨との摩擦や衝突を緩和する滑液包に起こるアキレス腱付着部炎の3つです。
noa noa 鍼灸院ではいずれの場合も治療の対象となっています。
アキレス腱炎の痛みが起こりやすい場所は、2つあります。1つはアキレス腱付着部でかかとの骨(踵骨)に近いところ、2つ目はアキレス腱の中央部でくびれがあるところです。
その2つの周囲が腫れたり、押したりつまんだりして痛みが発生する症状です。運動する時、歩き始め、つま先立ちをしたときに痛みが出ます。
アキレス腱炎の原因は、負担の繰り返しです。ランニングやトレーニングアキレス腱の内側や外側が緊張し、その反復によりアキレス腱や周辺組織との摩擦が起きます。それに伴い炎症や腫れが起こります。
マラソンや陸上競技、サッカーやバレー、バスケットボール、剣道などのスポーツで見られることが多いです。
noa noa 鍼灸院ではツボを使って施術します
アキレス腱炎の施術では、東洋医学のツボを使った施術を行なっているため、身体への負担が少ないのが特徴です。そのため、子どもでも受けることのできる施術となっております。
5割以上の痛みが取れてしまえば、自然治癒力により痛みの改善が見られることがありますので、数日間様子を見ながらお待ちいただいています。痛みが安定しなければ完治となりますが、戻りがあった場合は再来院をお願いしております。
できる限り少ない回数での完治を目指しておりますので、アキレス腱の症状がある方はぜひご来院ください。
ご来院になられる前に
✔️痛み止めは飲まずにご来院ください。
✔️アキレス腱や患部そのものに鍼やステロイド注射をされた方は時間を空けてお越しください。
✔️押したりつまんだりして痛みがあるかどうか、もう一度ご確認ください。